東大が提案する「学びの場」

機会があれば、ICT関連で視察してみたい施設に、東京大学の駒場アクティブラーニングスタジオ福武ラーニングスタジオがある。

前任校に居たときにもレイアウトフリーでICTが整備されている教室がないと、プロジェクトなんかはやりにくいし、生徒のコミュニケーション力も活かしにくいということは事務のご担当へお話しさせていただいたことがある。

これまで経験してきた学校はすべて、教師から生徒へ一方通行で学習内容を教授するための部屋は沢山整備していた。しかし、「生徒が主体的に」だとか、「学習成果を表現」をいうようなことが求められるこれからの教育には、それに応じた新しい発想の施設で生徒の能力を伸ばしていくということがあって良いだろう。

東大は、2007年に提案している。そして、実際にバリバリ使われている。良いものは言わなくても使われるということか。

「ラーニングスタジオ」は東大・情報学環の福武ホールにもある。増設されるということは、使いこなす教員がそれだけ居るということと、学びやすい環境だから、ということもあるのだと思う。

これでブログのエントリを書き終えようと思ったら、こんな情報も目に付いた。

東大は、討議ができる環境を作るためにICTを整備された教室以外にも普通の教室も一部改装している。東京大学教養学部のプロジェクト「PISA対応の討議力養成プログラムの開発」によるもので、授業方法の改善を「場」の見直しからやってしまおう、という企画。

現状どおりのこれまで通りとか言ってる場合ではないし、ましてや単にハコを作ってモノを入れればいいという話ではない。いかに「良いもの」、「使いやすいもの」、「意義あるもの」にしていくのかという観点で環境を整備しなくちゃいけないよね、と改めて思いました。

Comments are closed.