Mac OS X ServerのNetBoot機能
情報科の教員ということもあって,いわゆる「パソコン教室」の管理は情報科で,という話になりがちなところではあります.
言われる身としては,授業もあるし校務分掌もあるし校内の委員会もあるし,ひょっとしたら部活動もある中でのPC教室の管理なので,できる限りシンプルに対応したいところではあります.
現在,教員としては4校目ですが,どの学校でも導入されているのはWindowsで,環境復元ソフトがインストールされていて,そのソフトの解除をしようとする生徒がいて,そして解除されて,システムをいじられて,最悪な場合は再インストールになって,それで一日潰れて・・・というリスクがつきまとう状況はまったく変わりません.新しいソフトをインストールするときは,環境復元ソフトを解除して,一台一台インストールして,また復元設定をして・・・という状況もまったく変わりません.これは結構大変な作業なのですが,こういった作業のつらさを校内では誰とも共有できないところがまたつらい,という状況もあります.予算を握る事務室からは,「できるんならやってよ,おかねないから」みたいなことを言われ,そして情報科教員の体力は削られていく・・・という状況もあります.
さて,そんなこんなでネット検索をしていたら「お,なんだこれ」という記事を見つけました.
Mac OS X ServerのNetBoot機能を使ってクライアントを管理
Mac!!
そうか,NetBootだったらサーバからクライアントにイメージを配信するだけなので,サーバの管理+クライアントの故障対応だけで管理業務ができてしまう.お仕事としては大変楽になりますね.しかも端末はMacなので,シンクライアント用端末のようなスペック面での心配がない.ふーん.なるほど.
東京大学への導入事例(キャノンITソリューションズ株式会社)を見ると,サーバのスペック次第ではサーバ1台あたりのクライアント数は35台まで可能ということらしいので,PC教室とCALL教室両方で3台のサーバでフォローできる計算になる.
UNIXベースのOSなので,パーミッションのことで悩むこともおそらくなくなるだろうし,実習の幅も広がるだろう.
MS Officeだって使えるしマルチメディアへの対応はWindowsより優れているのだから,PC教室としてはOKなことばかりじゃないですか.CALL教室のことはよく分からないけれども,Windowsとの共存も柔軟に対応できるらしい.ふーん.
さらにちょっと検索かける.
こ,これは!!!
京都産業大学の「本学情報処理設備とNetBoot」というページに書いてある内容がすごい.
何と,学生が演習用の教室にiBookを持参する方式をとっている.
学生のコンピュータをクライアントにすればいいじゃん,という発想.確かに普通に売ってるコンピュータですもんね,Mac.
学生にとっては,自分のコンピュータがあるときは文房具になり,あるときは実験器具になる.ふーん.なるほどねー.
ちょっと調べただけなので,時間があったらさらにいろいろ調べてみようっと.