いきなり日記が卒業式になってしまいました。だって、忙しかったんだもん。
13日は卒業式でした。
「卒業生を出す」(学校に勤めてはじめて聞いたのですが、業界用語かしら)という瞬間です。
つまり、担任として臨むはじめての卒業式。
3年前、はじめて担任を受け持った時の初々しそうにしていた生徒たちが、大人びた表情で卒業を迎えている。何だろうね、不思議だね。この3年で何があったんだろう。という感覚。
今のクラスとは、クラス替えの後2年間のお付き合いでした。数名の生徒とは3年間のお付き合いになりました。
脱線するけれども、1年の時のクラスも賑やかで明るくて、ちょっと女子が強かったけれど、男子が黙って(?)支えて。いいクラスでした。行事や部活でもリーダー的な役割、ボランティア的役割をしている生徒の中に「あ、1年の時担任していた子が立派になって・・・」と思うこともありましたが、ちょっとひいき目かもしれませんね。いや、多分違うかな、きっと。本当におっちょこちょいで申し訳なかったけれども、初めての担任・初年度を無事に乗り越えられたのはこのクラスのおかげ。
さてさて今のクラスに話を戻します。
卒業式当日、アリーナまで誘導する途中、2年間のことをちょっと振り返りました。
決して、表立って何かをアピールするクラスではなかった。
けれど、やるときはやる。
何かを始めるときにはなんじゃこりゃ、でも最終的には形になってる。そんな繰り返し。
いろいろ不器用なクラスだったので、まとめ役は苦労しただろう。
2年生のとき、日直日誌は途中で消えたし。ちなみに今も消息不明。繊細に見えて大雑把な一面。
でも、全体で協力しようという意識はひときわ強いから、何をしても最終的には形になった。
行事のことを決めるにも、時間がかかってでもみんな残って相談していた。
みんな残って。
シャイなクラスだったけど、一生懸命だった。
担任が把握しているところでも、目に見えないところでも、自分たちで問題解決していた。
だから、はじめ不安でも、最後は何とかなるんだろうから、と思えた。
けど、よく考えてみたら、
多分担任もシャイな奴だったかも、とか
不器用なのは担任だってそうじゃん、とか
一番全体行動が苦手なのは担任だよね、とか
まぁ、いろいろ思うところはあるわけで。
でも、そんな担任を受け入れてくれて、理解してくれて、協力してくれて。
担任と生徒で細かく言葉を交わすことは少なかったのかもしれない。
けれど、
その分信じることで、愛着が増すような。そんなクラス。
自主自律、自主創造。
私が受け持ったこのクラスは、しっかりと実践したと思う。
担任を含めクラス全体が、いろいろな先生に支えられて、立派に成長して。
卒業式とは、そんな姿のお披露目のとき。
堂々と入場して、
呼名で卒業生をしっかりとご紹介して、
そして、見送る。(直後に卒業証書持って追いかけるけど)
そういえば、式が終わってずいぶんたった後、某先生がクラスのことを褒めてくれた。いい目の付け所。そうだよね。
最後のHRでは、これからの活躍を祈りつつ激励。
最後に卒業証書をひとりひとり渡して解散。
その後に、サプライズが。照れくさいけど、その気持ちに感謝。ありがとう。
そしてみんなで写真を撮った後は、ひとりひとりが思い思いの思い出作りがあるだろう、ということで
保護者の方々とお話したり、
部活の「卒業式」に参加したり、
そんな過ごし方をする。
部活の「卒業式」では、ここでもOB・OGとなる卒業生の後輩思いな考えに感動したり、部活に対する思いに触れ感動したり。ここでもまたサプライズが。私なんかがそんな、と思ったけれど、でも素直に感謝するところだよね、と思って素直に感謝。ありがとう。
ともかく長い一日でしたが、
それだけ心に残る卒業式でした。
そういえば、丁度この日は64期になる生徒さんが教科書を受け取りに来ていました。
本校の良き伝統をしっかりを受け継いでほしいと思います。
あ、大事なことを言い忘れてた。
東京都立大泉高等学校 61期のみんな、卒業おめでとう!これからのご活躍を心よりお祈りいたします。
また、お会いできるその日まで、ごきげんよう。